リング交換式ローラビット

リング交換式ビット
セキサクグループは、1945年の創業以来、石油開発用掘削機器の設計、
製作へと技術の集約を図り、中でもスリーカッタビットは石油、天然ガス、地熱発電、
温泉掘削等々国内はもとより海外において、広く使用されております。
これらの高度な技術と独自のノウハウで開発したローラービットは、トンネル掘削、橋梁あるいは海洋構築物の基礎工事などに貢献してまいりました。

リング交換式ローラービット

リングビット
ローラービット
(リング交換式)

大型ローラビットではベアリング容量が大きく取れる事から、
掘削による歯先摩耗がビット寿命の決定要因となることが多い為
歯先とベアリング部と分離し、交換出来る構造にすることにより、
ベアリング部の再使用を可能とし、掘削コスト削減を可能にしました。
また、掘削対象に最適なリングに交換する事により
リング自体の長寿命化を図ることも可能です。
焼入リング
高硬度材料に最適な熱処理を施すことにより
耐摩耗性を有するリングです
多くの土質に適用可能であり、特に一様な岩盤
(一軸圧縮強度150MPaの掘削実績有り)
の掘削においては安定した掘進性能を示します。
掘削対象:一様な軟岩~硬岩
対象岩盤により2種類のリングを用意しています。
ディスク型
チップインサートリング
対象岩盤により2種類のリングを用意しています。

焼入リングに比べ軟らかい材料を使用し、
互層・玉石・礫などの地盤で優れた耐衝撃性を示します。
また超硬チップ・硬化肉盛により焼入リングよりも、
優れた耐摩耗性も発揮します。
掘削対象:互層、玉石、礫(一軸圧縮強度60MPa~)
ボタン型
チップインサートリング
対象岩盤により2種類のリングを用意しています。

ディスク型チップインサートリングと同様の特徴を持つが、
ボタン型チップを突出させ母材と地盤の
接触を減少させることにより、
容易に破砕可能な地盤で優れた寿命、
掘進性能を示します。
掘削対象:風化岩、軟岩~硬岩(一軸圧縮強度60MPa~)
多種ビット